sunarit’s blog

Unity開発の備忘録

【オススメ!】Behavior Designer

敵キャラクターが出現するようなゲームを作る際、重要になるのが敵の挙動です。
ただ単に歩くだけ、走るだけならスクリプトで書けないこともないですが、プレイヤーとの距離に応じた行動や攻撃等を行わせる場合、スクリプトを書くよりもAIツールを入れてしまったほうが圧倒的に楽です。

UnityのAIツールでオススメなのが、Behavior Designerです。
以前はICode(旧AI for Mecanim)を使用していましたが、再利用のしづらさ、パフォーマンス、拡張性等の理由からユーザー評価の高いBehavior Designerに乗り換えました。
ICodeはMecanimに近いUIだったので直感的に使用することができましたが、Behavior DesignerはBehavior Treeと呼ばれる手法でAI構築を行うため、最初とまどいました。ただ、半日も触っていれば理解できるほどシンプルでした。

下の画像は、プレイヤーとの距離に応じて見る、走る、歩く、攻撃する、避けるといった単純なAIをBehavior Designerで作成したものです。
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同様の挙動をスクリプトで書いていた時はトライ&エラーで丸々2日程度かかっていましたが、Behavior Designerでは2時間もたたずに作成できてしまいました。
Behavior Designerおそるべし!です。
なお、NavMesh等のパスファインディングを使うには別売りの「Behavior Designer - Movement Pack」が必要になるので要注意です。

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