sunarit’s blog

Unity開発の備忘録

Worn Edge

2、3日前のセールで購入した「Worn Edge」を使ってみました。
このアセット、何ができるかというと、オブジェクトにアタッチされているテクスチャーを自動的に解析し、エッジ部分を汚した派生テクスチャーを生成してくれるツールです。

例えば、既に持っている3Dモデルを錆びさせたり汚したりできるので、経年劣化を表現したい場合などで力を発揮します。
この動画を見れば一目瞭然です。
とはいっても、元のテクスチャーをフォトショップなどに読み込んで加工しても同様のことが可能なので、このツールが活躍する場面はデザイナー不在とか、フォトショップで加工するのが面倒、いったような場面になるでしょう。

というわけで、早速、使ってみました。物を錆びさせたり、汚したりするのでは、あまりにもデフォルトすぎて面白くないのでゾンビを血まみれにしてみました。右下に「Toggle」というボタンを用意し、ポチポチ押すとResources.Loadしたテクスチャーが切り替わるようにしました。
なお、切り替わるテクスチャーは計3枚で、最初の一枚がデフォルトのもの。それ以外は、Worn Edgeを使用して生成したテクスチャーです。
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ひととおり使い方さえ覚えれば、デフォルトのテクスチャーを元にこの程度の派生テクスチャーを作る時間は5分程度で可能です。
基本的に「エッジを汚す」ことに主眼が置かれたツールのため、使い道がいろいろと限られてくるので万人にオススメできるとは思いませんが、デザイナー不在であるとかテクスチャーをフォトショップで加工するのが面倒、という方にオススメです。
[Unity 5対応]
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